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インバウンド業界で人材を求めている企業の方や
第一線で活躍している方々に、求められる人材像や
要素について伺いました!

観光都市 “TOKYO” を世界に売り込む。
最新ニーズを踏まえた
コンテンツ提供、情報発信が重要!

採用企業インタビュー

公益財団法人 東京観光財団
常務理事

井上 卓 さん

《主な経歴》
1987年東京都庁へ入庁。都庁では多摩・島しょ振興に関わる業務に多く携わる。2013年7月より現職。観光事業部長、総務部長を兼務している。

東京都と民間をつなぐ都内唯一の広域観光財団として、東京都や区市町村、観光関連事業者と連携し、様々な事業を展開している公益財団法人東京観光財団。2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定を契機とし、財団事業活動のあらゆる場面を通じて、外国人旅行者誘致とその受入体制整備を一層推進していくことが重点施策として掲げられています。 「魅力あふれる観光都市・“TOKYO”」の実現に向け、財団が担う事業と、そこで求められる人材像について常務理事の井上さんに語っていただきました。

採用にあたりどのような人材を求められますか?

財団職員として重視しているのは、次の3つのポイントです。

「東京が好き」である

第一に、東京のことが大好きで、東京の良さ、素晴らしさを語れることです。近年、何度も東京を訪れる方や個人旅行のお客様が増えてきており、“私だけの東京”を探しに訪れる方も多くいらしゃいます。そんなゲストに対して、定番の観光スポットだけでなく、「こんな東京もあります!」と情報発信していくことが大切で、我々自身がそういう気持ちを持っていないと、訪都に興味を持っている人の心に響きません。
日本の文化や生活が体験できるような場面やコンテンツを情報提供していくことも大きな課題。
職員それぞれがアンテナを張り巡らせ、それを互いにシェアする風土があり、そういう部分をこれからももっと大切にしたいと思っています。

コミュニケーション・調整・PR能力

東京観光財団は、外国人の観光客やビジネス客誘致のプロモーションを、東京都や旅行業界を始めとした多種の業界の方々と連携しながら進めています。行政と民間をつなぎコミュニケ―ションを深め、ベクトルを合わせてプロジェクトを推進していく調整能力がとても重要です。また、海外に出かけ、旅行事業者やミーティングプランナー等との商談やBtoC向けのPRを行う機会もあります。その際、最新の市場動向とニーズを踏まえ、関係者間の調整をしながらビジネスマッチングをし、東京の強み・良さを自らの言葉で伝えていくことが必要であり、それを楽しんでできるというのもポイントです。

自ら切り拓く力とリーダーシップ

最後に、常にチャレンジ精神をもって、仕事に臨んで欲しいと思っています。2020年のオリンピック・パラリンピックの開催、さらにはその先をも見据え、我々が携わるインバウンドの仕事の意味合いを十分理解し、さらに開拓していかなければなりません。今よりさらに多くの外国人に東京に訪れてもらい、楽しんでもらえるような取組を拡充していくことは、ある意味未知の領域に踏み込むわけです。様々な業種がインバウンドビジネスに参入し、その動きをチームワークとして束ねていけるリーダーシップ、マネージメント力も求められます。既成概念にとらわれることなく、チーム一丸となって邁進してくれる方に多数応募して欲しいと思っています。

主な業務について教えてください。

大きく3つに分けて、①東京へ外国人を誘致するプロモーションの企画・運営、②インバウンド誘致を促進に向けた広報事業、③は①②を実施にあたってのマーケティング調査に関する事業、となります。業務を通して、海外の旅行博などに出かけることも多いです。また、東京観光情報センターやウェブサイト、SNSでの情報発信、案内ガイド作成などにも関わります。配属先はわかりませんが、いずれも“TOKYO”の魅力を世界に発信していくやりがいのある仕事です。

財団での仕事の魅力

一つの事業において財団が、多数の民間事業者を結びつけて仕事を進めていくという点が魅力です。多様な業界の方とコミュニケーションできる、ネットワーキングできることが我々の財産にもなっています。インバウンドの仕事は特に裾野が広いので、色々なところで色々な方々と繋がっていける面白さがあります。

勤務実績により、正規雇用の可能性も

採用は有期契約職員になります。勤務実績などを勘案して正規雇用職員に任用される可能性もあります。実際に、一生懸命実績を残して正規雇用職員として活躍する職員も多数います。これからますます多くの外国人旅行者からも注目される中、自ら道を切り拓いていける方には、チャンスも巡ってくるかもしれません。

メッセージ


2013年9月、東京でのオリンピック・パラリンピックの開催決定を追い風にして、外国人旅行者の誘因や増加を、多様な業界の方々が、大きなビジネスチャンスとして捉えていらっしゃるのではないでしょうか。東京観光財団は、官と民とを繋ぐ団体として、インバウンドに関わる多くの方々と一緒に“TOKYO”を一層、売り込んでいきたいと思っています。
これまでのインバウンド業務経験を活かし、さらなる自己実現を図っていきたいと思っている方、東京観光財団であなたの力を活かしていきませんか!

公益財団法人 東京観光財団
〒162 - 0801東京都新宿区山吹町346-6 日新ビル6階
http://www.tcvb.or.jp/jp/index.html

キャリア担当より

インバウンドの仕事に就きたい方たちにとって、今、このタイミングはまさにチャンスです。
2020年に向けて、国も東京都も動き出しており、今まで探してもなかったような経験者採用の枠が確実に増えてきているように感じます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに主体的に関われること間違いありません。