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インバウンド業界で人材を求めている企業の方や
第一線で活躍している方々に、求められる人材像や
要素について伺いました!

通信事業で培ったノウハウを生かして
日本を訪れる外国人観光客のプラットフォームの提供を目指す
自ら考え、実行して成果を上げる仲間を募集中

採用企業インタビュー

株式会社テレコムスクエア
代表取締役社長

吉竹雄次さん

《主な経歴》
1984年4月、人・モノ・金のマネジメントの基礎を学ぶため日本マクドナルド(株)に入社するも、2年で独立を目指して退社。その後経営を学ぶため当時ベンチャービジネスを展開していたバーターリンク(株)を訪問、「給料はいくらでもいいのでベンチャービジネスを教えてください」と頼み込み、1986年9月に社員として入社。ベンチャービジネスに従事後、当時行われた「通信の自由化」にビジネスチャンスを感じて通信事業を開始。その後社長から会社を譲り受け、1992年12月に自らがバーターリンク(株)のオーナー社長として会社経営を開始。ソ連(当時)のゴルバチョフ書記長来日時に、ソ連大使館からの依頼を受けて携帯電話をレンタルしたことでこの事業の面白さ・可能性を感じて、携帯電話レンタル業を本格的に開始。その後会社名を(株)テレコムスクエアに変更し、今に至る。

株式会社テレコムスクエア様は1992年の通信事業参入以来、日本および世界各国の携帯電話、SIMカードそしてデータ通信機器などのレンタル・販売事業を行なっています。昨今メディアで取り上げられているインバウンドに関しても、10年以上前からからこれらの通信事業を通じて積極的に取り組んできました。これまで培ったノウハウを生かして、さらなる海外展開を進める株式会社テレコムスクエアの吉竹雄次代表取締役社長に、インバウンドの取り組み、そして企業を担う理想の人材についてお話を伺いました。

事業展開とインバウンドの取り組みを教えてください

通信レンタル事業から真のグローバル企業を目指して

弊社は、もともとホテルを中心としたハイエンドユーザー向けの携帯電話レンタル事業から、空港への出店を軸に通信関連事業を発展させてきました。また、2002年日韓共同開催ワールドカップ関連の通信レンタルを機に、インバウンドの市場にも携わってきました。通信事業は日本から海外へ行く顧客に限らず、海外から日本に来る顧客にもサービスを提供する点で国境を超えた仕事だと思っています。これまでの経営資源を活かして、弊社独自の事業を立ち上げています。

訪日観光客に向けた新サービス

例えば、今年2月、台湾からの訪日観光客に向けたフリーペーパー「日本放題」を発行するメディア事業を立ち上げました。既にテレコムスクエア台湾では訪日客の一割にレンタルルーターを通して、直接アプローチできる状況にあります。旅行者がスマートフォンを通して旅を充実させたいというニーズは大変大きく、それを格安・便利に提供できていることが弊社の成長につながっているのだと思います。一方で、訪日外国人のスマートフォン向けに様々なアピールを行いたいという方々が大変多いため、双方を結びつける存在として弊社は業界から注目されております。それゆえ、今後はWebアプリへの展開を目指しています。

採用にあたりどのような人材を求められますか

自ら選んで、実行し、成果を出せる人

セルフスターターとして、自らの目指すところをきちんと定義して、それに向かって動くことができる方を求めています。面接では応募者に、今まで何をやってきたかという過去の経験、これから何をやりたいかという目標を中心に話していただきます。せっかくの人生の時間を無駄にしないために、応募者の目標や方向性が弊社とマッチするかどうかを確認します。お互いが納得するための機会として選考の場をとらえておりますので、「とにかく受かりたい」ではなくて、むしろ弊社を選んでいただくという視点を取り入れています。応募者の根本的な生き方 ― 例えば、どのような人生を歩みたいか、といったことも聞いていますね。また、起業したい、新しい事業をつくりたい、海外の方であれば自国との架け橋になりたいといった野心は大歓迎です。

選考ではコミュニケーション能力を発揮してほしい

応募者がアピールしていることが必ずしも本人の強みであるとは限りません。しかし多くの企業が望むように、コミュニケーション能力は非常に重要ですので、面接でも最大限に発揮していただきたいですね。志望企業を研究することはもちろん、その会社が自分を採らなければ損だと思わせるくらい準備をするべきだと感じています。

グローバル化を目指して

これまでは既存の事業を守りぬくという考えで、当たり前のことをきちんとこなすという姿勢を貫いてきましたが、今後は新規事業にも積極的に取り組み、会社をより成長させてくことが必要であると感じています。その重要な要素として、会社の将来を担う方に、インテグリティ(真摯さ)を求めています。目先の利益や競争も大切ですが、顧客と仕事に対する誇りを共有し、長期的なスパンで物事を見る能力が必要ですね。海外を見据えた新事業には、多様な人材が欠かせません。そういった意味では外国籍の方もどんどん来ていただきたいと思っています。特に中途採用や海外から就職を目指す方の目的意識は高いと感じています。そういった方の気概に応えていきたいですね。