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やまとごころキャリアを通して就職された方へ
なぜインバウンド業を選んだのか、また仕事の魅力など
業界の第一線で活躍している方にインタビュー!

やまとごころを知ったのは、留学先から
現地レポートを投稿したのがきっかけ!

近藤 あす香 さん 公益財団法人東京観光財団
《主な経歴》
東京都江東区出身
入社時期:2013年4月 前職:営業職(アウトバウンド)

大学卒業後、大手飲食店に就職された後、アメリカ・カリフォルニアへの留学された近藤さん。
長年続けてきた剣道を留学先でもやっていた際に、あるご縁で剣道の道具をインターネット販売することに。そこで日本の文化を売るおもしろさを感じ、インバウンド業界に興味を持ち帰国されました。
しかし、インバウンド業界で就職を考えるも、未経験での旅行業職はなかなか門戸が狭く、帰国後はアウトバウンド業務がメインの旅行会社に就職。約2年日本人向けのツアー営業を経て、2013年4月より現職の東京観光財団へ入社されました。
現在、財団の一員として活躍中の近藤さんにお話を伺いました。

入社動機は

やまとごころの求人メルマガ会員に登録していて、新着の求人情報メルマガを見ていた際、当財団の募集を見つけました。
当時は在職中で転職する気はなかったのですが、インバウンド業界で働きたいというもともとあった気持ちと、タイミングが合い応募することにしました。その中でも、なぜ東京観光財団へ応募したかというと、私自身が東京出身ということもあり、自分がよく知っていて愛着のある東京という街を、海外の人に見てもらいたいと想いがあったからです。

お仕事の内容を教えてください

現在、観光事業部という部署に所属しています。 大きな事業としては、プロモーションイベントの担当をしています。海外で、旅行会社やメディアに向けて、東京観光に関するセミナーを開いたり、ネットワークを広げるため交流会をするなど、私たちが海外に出向き発信する活動がメインです。イベントは、毎年開催国が変わるため、その国ごとに市場の特性を研究し、テーマ、企画を決め、現地の旅行会社との連携を図っていきます。東京はいろいろな観光スポットがあるだけに、多くのことを伝えたくなってしまうので、どのような見せ方にしていくかも毎年の課題です。昨年は12月にオーストラリアのシドニーとメルボルンで「Food」と「Affordability」というテーマに絞りイベントを開催し、現地での良いフィードバックを得ることができました。
また、この事業とは別になりますが、海外10都市に、東京の観光をアピールするレップといわれる代理人を設けています。彼らの現地報告を受けて、必要なサポートを行ったりしています。私自身もそのうちの3都市のレップのサポートを担当しています。

お仕事のやりがい

ずばり難しさです。当財団は公益法人のため公平性を保ちながら、業務を進めていかなければいけないのですが、情報発信の際にも、平等に伝える注意をしなければいけないなど、民間企業とは違う視点を求められます。 また、大きな団体同士でも、うまく連携が取れておらず、レップから聞く、東京は、まだ変われていない、という課題を抱えています。2020年の東京オリンピック開催に向けて、今後東京も変わっていくのだろうな、と思いますが、まだまだ受入環境の整備がされていない部分もたくさんあり、課題が山積みです。そういう点もまだまだやる余地があり、面白いと感じています。
また、比較的年次の浅い自分でも、打ち合わせの際にお会いする相手は、企業や団体の上層部の方々が多く、最初からスケールの大きな仕事や決定権を持たせてくれることもこの仕事の醍醐味です。

やまとごころを知ったきっかけ

2011年アメリカ留学中に、ネットでやまとごころを見つけ、サイト内のコーナー、海外在住者コラムに投稿したのがきっかけです。当時、インバウンドという言葉をインターネットで検索しても、なかなか求人情報が出てこなかった時に、やまとごころがヒットしました。留学当時から、やまとごころ求人メルマガ会員です。

やまとごころ求人の良い点は

インバウンドのことだけが載っているという点。旅行業界にいて、インバウンド業界に転職したい!という方には、特にオススメ。メルマガ会員に登録して常に求人情報を購読していることで、気になる企業の情報と出合えたりします。

これから就職を考えている方へメッセージ

どんな人がインバウンドの仕事に向いていると思うか

まず、日本文化が好きな方で、それを発信したいと思う方でしょうか。また、まだまだ公共性の高い業務なので、訪日旅行客増加による観光産業の発展、日本経済の発展に貢献することにやりがいを感じ、中間目標を一つずつ解決していくとともに、長期的視野でものを考えられる人が向いていると思います。

インバウンド業界で今後働きたい方へのメッセージ

まだまだ伸びしろのある業界ですので、この10年でまたさらに大きな変化があるでしょう。ただ、待っているだけでは変化はしません。その意味では、常に変化を求められる自分が成長できる環境にあります。特に若い人同じ年代の方にはどんどん参入していただき、一緒にインバウンド業界を支えていっていく人材に成長しましょう!

公益財団法人東京観光財団
〒162-0801 東京都新宿区山吹町346番地6 日新ビル6階
http://www.tcvb.or.jp/