東京・武蔵野市出身。バックパッカーでアジアを旅行、フィリピンでの短期語学留学やオーストラリアでのワーキングホリデーの経験を経て、帰国。2019年末、オープニングスタッフとしてGENHOSTEL入社。習得した英語力維持のため外国人もいるシェアハウスに住む。
タイ、カンボジア、ネパールなどアジア各国をバックパッカーで巡りました。その中でもインドのマザーテレサの施設での経験が忘れられません。ストリートチルドレンへ炊き出しのボランティアをしたのですが、子どもたちが盗むから、まずは身に着けているものをすべて外すように言われたり、ご飯を食べ終わっても食べてないふりをしてまたもらう子を見て衝撃を受けました。同じ地球上に、ただ生まれた場所が違うだけでこんなにも過酷な生活を強いられている子がいる。本人が望んだわけでもないのに、ここで生きていくしかないという状況をみて、日本に生まれ、恵まれた環境にいる自分を省みて、本気で勉強して、何事にもチャレンジして生きようと心に決めました。
都心とは違う、のんびり穏やかな場所が東京にもあることを知ってほしいです。多摩地域は自然が多く、小さな商店街や地域の人とのつながりを体験できます。こうした温かな部分を伝えたいと思っています。武蔵小金井は西に行けばもっと雄大な自然があり、東に行けばすぐ都会に出られる便利な場所です。ぜひ東京観光の拠点としてこのホステルを利用していただければと思います。
仕事では常に日本語と英語のミックスです。日本語が話せても漢字を書くのは苦手というメンバーもいるので、メールやメモなどの業務連絡は基本的に英語で行なっています。
国が違うからと特別変わった対応はしていません。日本人と働く時と一緒です。ただ、心がけているのは「これが当たり前だ」と思い込まないこと。人によって、また育った環境によって常識とされるものは変わるので、自分の考えを絶対だとは思わないようにしています。
アジア各国をバックパッカーで旅行したなかで経験したことが生きていると思います。例えば、お店で冷たい飲み物を頼んだら、出てくるまで20~30分待たされたり、出てきたと思ったら、ビニール袋に入っていたり、びっくりするような体験をたくさんしました。
最初の頃はただ英語が使いたい、グローバルな環境で働きたいと漠然と考えていて、具体的な仕事が自分自身でもイメージできていませんでした。何度か応募しては落選を繰り返しながら、就職活動を続けていくうちに、自分が本当にやりたいことがはっきりしてきて、今回のGENHOSTELの求人に出会うことができました。
世界中から来る旅行者と知り合うことができて、しかも自分が生まれ育ったこの街を紹介できるというのはまさにピッタリな仕事だと思ったからです。
自分の意見を出しやすく、それを周囲のみんなが受け止めてくれるところです。オープニングスタッフとして1から作り上げいく状況の中、みんなでたくさんのアイデアを出し合いました。上司も同僚も含めて、誰かのアイデアを絶対に否定せず、常にwelcomeな姿勢で受け止めてくれるので、働きやすいです。
長期滞在していたお客様を見送るため、手作りのイタリア料理を持ち寄ってイタリアンナイトを実施したことです。このホステルを気に入って何度もリピーターとして泊まってくれていたそのお客様のルーツがイタリアだという話を伺って、オープニングスタッフでイタリア出身のレナさんがイタリア料理を振舞い、とても喜ばれました。今後もメキシコナイトなど各国のものをやってみたいですね。
ホステルを開業してから、周辺に住んでいる地元の方々が「どんなところだろう?」と立ち寄ってくださることです。その中には今度親戚が来た時にここを紹介しようと思って、下見として泊まってくださる人もいます。武蔵小金井エリアにホステルタイプの宿泊施設が今までなかったので、みなさん注目してくれています。とても嬉しいですね。
「十人十色」です。考え方はみんなそれぞれ違い、違って当たり前だと思って接しています。
どこの国でも、日本でも就職活動というのは難しいですが、最後まであきらめないでください。不採用の時でも、どんなことも自分の理想とは違うことはいつも理由があると思います。必ずあります。その仕事に良くなかった進みのことにいつも理由があると思います。その時はっきりわからないかもしれないですが、自分にもっと適する環境が待っています!大事なのは、働く環境についてよく考えて、常に自分が何をすればいいのか、どんな努力が必要か考えてください。そうすることで、きっと満足できる結果がでます。文化の違いも最初は多いと感じますが、日本にパッションがあったら、どんどんそれを超えることができると思います。ぜひ、自分に合う会社を見つけてください!いつも頑張ってください!日本で待っています!